介護事務と一般事務職の違いとは?

西暦2000年に介護保険制度が施行されてから、「介護事務」という言葉が普及し「介護事務」の資格が誕生しました。長年、一般事務をしていた方が介護事務に転職して苦労したという話はよく聞きます。同じ事務でも業務内容は違いますので、しっかり学習してから転職した方が良いと思います。

 

では、介護事務と一般事務職の違いは何でしょうか?一般事務と一言で言っても、その会社がその事務員に何の仕事を求めているかで変わってきます。製造会社の一般事務であれば、伝票処理にとどまることもあります。商社の一般事務であれば、エクセルやワードを使って会議の書類を作ったり(グラフを使っての資料作りなど)、決算書を作ったりします。

 

その会社の経営状況を読み取ることのできる貸借対照表や損益計算書の作成に携わる場合もあります。この場合必要になるのが、簿記の資格です。商業系の高校を卒業している方は授業で学習済みですが、初めての方にとってはかなり会社で学ぶ必要があるでしょう。

 

介護事務をする際に簿記の知識は必要はありません。介護保険特有の「介護報酬請求事務」という務を行いますのでそのスキルが必要になります。介護事務またはケアクラークという資格になります。

 

簿記の資格がなければ一般事務職には就けないとか、介護事務の資格がないと介護事務職には就けないということはありません。しかし、学習してから仕事に就かなければ、職場で苦労するのは目に見えていますし、周りにも迷惑をかけてしまうかもしれません。資格取得をすれば自分自身の自信にも繋がりますね。

 

一般事務職と介護事務の共通点は、電話応対、お茶出しくらいでしょう。そういうわけで、一般事務の方が介護事務に転職するのは容易いことではありません。どちらかと言えば、介護職員が介護事務職に転身する話はよく聞きます。

 

どちらにしても、高齢社会はますます進んできますので是非介護事務の資格取得をお勧めする次第です。