介護事務の仕事をしていて辛かったこと

超高齢社会で、社会的なニーズが急速に高まっている介護業界。

 

慢性的な人手不足が続く中、介護の仕事に興味を持たれている方も多いのではないでしょうか?

 

しかし、介護の仕事というと、よく耳にする言葉が”3K(きつい・汚い・危険)”。「介護業界で働いてみたいけど、肉体労働はちょっとイヤだな…」という方も少なくありません。

 

とくに長く続けられる仕事がしたい、と考えると体力的にハードな仕事は避けたいところでしょう。

 

その点、介護事務(ケアクラーク)のメインは「デスクワーク」。今後も高ニーズが期待できる介護業界に身を置くことができ、肉体的な負担も少ない仕事です。

 

しかし、わたしが5年間、介護事務の仕事をしていて感じたことは、当初予想していたイメージとは全くかけ離れたものでした…。

 

そこで、当ページでは、わたしが経験した介護事務ならではの苦労や辛いこと、大変だったことを中心に書いていきたいと思います。「これから介護事務の仕事に就きたい!」と考えている方は、参考にしていただければ幸いです。

 

提出期限は厳守!

請求書

 

介護事務のメインの仕事は、介護給付費明細書を作成して国民健康保険連合会に電送する、いわゆる「介護報酬請求業務」と呼ばれるものです。

 

介護保険の仕組みをカンタンに説明すると、介護サービス費用の1割を利用者が自己負担します。そして、残りの9割を市町村に請求し、後日事業所に入金してもらう流れになります。

 

ここでミスをすると、入金に遅れが出てしまい、職場の経営にも影響を与えかねません。そのため、日々緊張しながら業務をこなしていたことを覚えています。

 

とはいっても、実際には、職場の同僚であるケアマネジャーが介護給付費明細書を入念にチェックをしてくれ、丁寧にフォローまでしてくれました。そのおかげで、思いのほか気をラクにして仕事に取り組めました。

 

もし、担当してくれたケアマネジャーと人間関係が悪かったら、あそこまで前向きに働けていなかったと思います。やっぱり、職場の人間関係って大事なんだなぁとつくづく実感しました。

 

ただ、介護給付費明細書の提出期限は”毎月10日”までと決められています。また、請求業務のほかに、領収書の発行や入金確認なども同時にこなさなければいけません。

 

絶対に遅れることは許されないので、月末〜翌月10日までは毎月とても忙しかったです。

 

介護事務の場合、事務以外にも複数の仕事をこなすのが当たり前です。1つの業務に固執することなく、周りの状況を見ながら率先して動ける人が向いている仕事だといえます。

 

電話応対も大事な仕事

電話

 

介護報酬請求業務に関しては、慣れてくれば問題なくこなせるようになってきます。そこまで心配しなくても大丈夫です。

 

それ以上に、もっと気を使わなければいけない仕事がありました。それは、利用者からかかってくる電話の応対です。

 

「それが、なぜ大変なの?」と思われるかもしれませんが、電話をかけてくる高齢者のほとんどは独りよがりな会話をしてきます。

 

たとえば、予定していたデイサービス(入浴介助)に「今日は行きたくない」「気分が悪いから外出できない」といった内容の電話をかけてきます。当初、わたしはその言葉を真に受けて、毎回担当の介護職員にケアサービスのキャンセルの連絡を入れていました。

 

しかし、その利用者の家族は「そんな話は聞いていない。すぐに来てくれ!」と言います。おかしいと思い、よくよく調べてみると、単なる利用者のワガママな言動だったと分かりました。

 

わたしはどうして良いものか分からず、ケアマネジャーに相談しました。すると、ケアマネジャーが不在のときは、一旦丁重に電話を切り、その場で結論を出す前に一度相談して欲しいと言われました。

 

そして、「まだ介護の世界に入って間もないから難しいとは思うけど…”なぜ、その利用者は外出を拒むのか?どう共感すれば動いてくれるのか?”をよく考えて、話しを良い方向に持っていけるようになるといいね。」とアドバイスを受けました。

 

わたしは、それからは意識して利用者の心の声に耳を傾けるよう努めました。そうしていくうちに、ワガママに思えた利用者さんが少しずつ心を開いてくれて、問題が起きる頻度も減っていきました。

 

今でも迷いながら、利用者さんと会話をすることがあります。電話で泣かれてしまったり、怒らせてしまったり…まるで戦いのような日々です。

 

しかし、大変なぶん、些細なことでも大きな喜びとして感じられます。困った人の役に立つことができ、感謝までしてもらえる、それこそが介護の魅力だと思います。

 

今、わたしはケアマネジャーとして介護の世界に携わっています。介護事務の仕事は大変でしたが、学びが多く、とても充実した日々を過ごせました。

 

もし、あなたも介護事務の仕事に興味があるなら、こちらの記事をあわせて読んでみてください。

 

どうすれば仕事に就けるのか?

求人はどこで見つければ良いのか?

資格は本当に必要なのか?

 

といった部分についてくわしく書いています。

 

 

 

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