介護事務資格を取得するための受講料はいくら?

日本では、2000年の介護保険制度実施以来急速に介護サービスを利用する方が増え、それに伴い介護事務の人材不足が課題になりました。一足先に介護職員の人材確保の対策は練られており介護職員数は10年間で倍以上と、大幅に増加しました。

 

介護サービス利用料が発生すると、市町村に介護給付費請求をしなければなりません。当初はこれをケアマネジャーや介護職員がなんとか業務遂行していたのです。いよいよそれだけでは手が回らなくなり、より専門的な知識を身につけた事務員が活躍できるよう、日本各地の民間スクールで介護事務講座を開講し始めました。

 

介護事務には、2タイプの資格があるのをご存じでしょうか?1つ目は、「技能認定振興協会が実施している介護事務管理士」の資格です。もう1つは、「一般財団法人日本医療教育財団が実施しているケアクラーク」の資格です。どちらも国家資格ではありませんが、全国どこでも通用する介護の時代に最も必要とされている資格の1つです。

 

また、どちらの資格取得にも筆記試験と実技(介護給付費明細書関連)があります。今、全国各地でさまざまな民間スクールが講座を展開しており、その受講料もさまざまです。代表的な例を挙げてみましょう。「介護事務管理士」は、30時間の通学、基礎コースで46000円、50時間の通学、コンピュータコース(基礎コースに、コンピュータ演習をプラスしたもの)で、78000円、また、標準受講期間約4ヵ月の通信コースで、25000円です。

 

通信教育のみを扱っており、標準受講期間約4ヵ月で39000円というスクールもあります。一方、「ケアクラーク」の資格取得の講座を開講している大手のスクールを例に挙げてみましょう。通学コースで68000円、通信コースで、38500円、Webカレッジで42000円です。

 

その他にも、28000円で「介護事務合格指導講座」を通信で実施しているスクールや、4万円〜5万円台で一部の地域のみで「介護事務講座」を通学で実施しているスクールもあります。