介護事務スタッフとして働くメリット

介護事務の仕事はその人またはその時期の生活スタイルによって勤務形態が変えられるという特権があります。なぜなら、介護事務の仕事の中心は、月に一度の「介護報酬請求業務」であるからです。

 

介護利用料は1割を利用者本人が支払い、残りの9割は保険者、つまり市町村が支払っています。その市町村から介護サービスをしている施設や事業所に入金をしてもらっています。

 

この入金のために、私達介護事務員は毎月せっせと「介護給付費明細書」を作成して市町村に電送しているのです。職場の財政を関わる重要な役割を担っています。

 

一見大変そうに見えますが、実際は、介護実績表を見ながら介護報酬請求ソフトが導入されたパソコンに入力するだけですので間違いないか確認しながら作業をすればそう難しいものではありません。

 

毎月10日までに前月分の「介護給付費明細書」を電送するというメインの仕事だけをするパートの事務員を希望する場合、そのような求人募集をしている事業所を探すとよいでしょう。

 

ご主人の扶養内で働きたい、子供が小さいから毎日は働けないなど事情がある方は月に1週間程度の出勤を繰り返す方もいます。「介護給付費明細書」作成だけを専門としている方はすぐにそのスペシャリストとなるでしょう。

 

また、「介護給付費明細書」作成だけでなく、その他介護職員やケアマネジャーとの連携や利用者との交流も同時にこなす介護事務員もいます。私は後者ですが、経験を積めば積むほど味のあるとても魅力的な仕事だと実感しています。

 

「介護給付費明細書」専門家とは違い、未だに市町村に電送する前はケアマネジャーにチェックをしてもらっていますが、これもまたコミュニケーションの一つと思い甘えています。

 

介護の現場では常にチームで動くので決して一人ではなく連帯感を感じる仕事です。週に1度は電話をしてくる利用者とはお互い顔も知りませんが心が通じ合っているような気がします。

 

だいたい電話をしてくる時は「今日の通所入浴に行きたくないのだけど、家の者が行けと言う。私を邪魔者扱いする。」という愚痴に近いものです。

 

そんな時は多少作り話であっても「息子さんがお母さんのこと大事にしたいって言っていましたよ。」と言うと機嫌が良くなり入浴にも来てくれます。これからも少しではありますが、利用者の役に立ちたいと思っています。